シンプルで品のあるガラス工房の建設
新進気鋭の若手アーティスト、森康一朗・森知恵子ご夫妻のガラス工房です。
ご夫妻はコップやお皿、花瓶など美しいガラス作品を作られ、
個展や展示会を多数開催されている注目のガラス作家さんです。
富山県から故郷の香川県高松市に戻られるので、
工房を作って欲しいというご依頼でした。
このお話を頂いたとき、ちょっとうれしかったんです。
なぜかと言うと、工房は作家が作品を生み出す空間です。そういう場を作らせていただく。
ということは、工房を建設することで間接的に若手アーティストの応援ができる。
これは、ちょっとかっこいいな、と思ったんです。
ひとり密かにワクワクしていました(笑)
森夫妻は自分の子どものような年齢の若者で、なおかつご主人と私は母校(高校)が同じということが発覚し、
さらに親近感が湧いてますます応援したい気持ちになりました。
2017年12月に鍬入れをして、
2018年4月に「Mori Glass工房」が完成。
森様のご要望をふまえ、外観は落ち着いた品のあるデザインに。
内装は、作品制作においてイメージを邪魔するような余分なものは入れず、
集中して作品が作れるシンプルなつくりになっています。
ここから素晴らしいガラス作品が誕生していると思うと本当にうれしいですね。
看板や目立つ目印など何もないシックな佇まいのMori Glass工房(https://ja-jp.facebook.com/moriglass.st/)
予約制で吹きガラスなどの体験ができるようですよ。
森康一朗さまによる鍬入れ。神事を執り行ったのは、ふじイベントサービス(http://www.fuji-event.com/)